子どもの頃からかなり濃いクマもちです。
なので、メイクを始めてからずっとコンシーラージプシーでした。
が、最近やっと旅の終わりが見えてきました。
今使っているコンシーラーは
- ザセム カバーパーフェクションチップコンシーラー 1.5
- フォレンコス タトゥーウォータープルーフスカーコンシーラー 02ナチュラルベージュ
- カバーマーク ブライトアップファンデーション Y2
その日に使うベースアイテムによって、使い分けをしています。
ただし、わりと最近になって、ずっと茶クマだったと思っていた自分のクマが実は青クマ系だったと認識したこともあり、今回オレンジ系のコンシーラーを試してみることにしました。
結論からいうと、あっけないくらいクマがカバーできました(笑)。
これまでの○十年の苦労は何だったんだ?
この記事では、青クマと黒クマがミックスされた茶クマ風のクマwの持ち主である私が、あっさりと悩みを解決できたオレンジ系コンシーラーとその使い方を書いています。
同じお悩みの方は参考にしていただければ嬉しいです。
ちなみに、このブログではいろいろコスメ記事を書いていますが、私は美容の専門家でもおたくでもありません。
美容は、なるべくお手頃な価格で、なるべく手早く済ませ、だいたいイイ感じに仕上がればよいと思っている、ただのものぐさです。
PCは、ややイエベ寄りのニュートラルです。
色白でも色黒でもありません。ご参考までに!
そのクマは何クマか?
クマへの対処は、まず自分のクマが何クマかを認識することが大事です。
目の下のクマは、最近では
- 青クマ
- 茶クマ
- 黒クマ
の3つに分類されているようです。
青クマ
目の下の皮膚は薄いので、その部分の血行が悪いと、それが透けて見えてしまうのが青クマ。
ただし、色白の人は青く見えるけど、肌の色が濃くなればなるほど、一見青くは見えないはず。
(私もそれでずっと青クマとは思っていなかった)
見分け方は、クマの下あたりの皮膚を引っ張ってみて、クマが同じ場所に留まっていたら青クマ。
なぜなら、血行の悪い部分は皮下にあるので、皮膚を少々動かしても動かないからです。
茶クマ
いわゆる色素沈着。
こちらは皮膚の表面に近いところに色素が沈着しているので、皮膚を引っ張ればクマも動く。
黒クマ
骨格的なものや肉づきでできる影。
目の大きな人や、いわゆる彫りが深い顔の人は、子どもの頃からクマがある人が多いと思いますが、まさにこれです(濃い顔系の私もこれでした)。
いわゆる眼窩(アイホール)のところに影ができます。
また、目の大きさに関わらず、加齢で目の下がたるむと、たるんだ肉の影がやはりできます
(最近はこれも加わってきた気がする…)。
黒クマは少し上を向いて鏡を見たり、寝そべって手鏡を見上げたりすると消えます。
光の当たる角度が変わったり、たるんだ肉が平らになったりするので、当然影が物理的に消えるわけです。
自分のクマを確認してみよう
なので、あなたのクマは、本当に今まであなたが思っていたクマなのか、目の下を少し引っ張ったり、顔を上げて鏡を見たりして、確認してみましょう。
ちなみに私は子どもの頃からクマがあると書きましたが、
- 子どもの頃から冷え性等、いわゆる巡りが悪いタイプ →青クマ
- 生まれつき濃い顔でデカ目 →黒クマ
- 肌の色は色白というわけではない(むしろ子どもの頃は地黒) →一見茶クマに見える
というわけで、見事に、青クマと黒クマミックスの茶クマ風だったのでした。
なんかこれって、
ずっとプーさんだと信じていたけど、
実はリラックマと
よるくまを飼っていた
…みたいな気分です(笑)。
ミックスクマは、コンシーラーも2色使う
このように青クマと黒クマがミックスされたクマはどうすればよいのか?
このタイプは具体的には、皮膚の薄い下まぶたの際から眼窩までが青クマで、眼窩と頬の境目のところに黒クマの影ができます。
なので、青クマの部分には青の補色であるオレンジ色のコンシーラーを、眼窩の際には影を飛ばすためにハイライト的なコンシーラーをのせるということになります。
まあ、ずっと茶クマだと思い込んできたので、オレンジをのせようという気にはならなかったわけです。
前回の記事で、フォレンコスのコンシーラーがハイライト的なので、黒クマが飛んだ話を書きました。
でも、青クマ部分にもベージュコンシーラーをのせてきたんですよね。
結構厚めに載せないと(しっかりめにカバーしないと)、クマが透けてグレーっぽく見える。
今使っているザセム、フォレンコス、カバマはどれも結構隠してくれる方なので、しっかりのせておけばそれでよいと思っていましたが、夕方に乾燥で崩れてきたりすると、グレーっぽさが出てきていました。
これってやっぱりオレンジをのせたらもっときれいにカバーできるんだろうか?と思いつつ、オレンジ系コンシーラーを2種試しました。
おススメのオレンジ系コンシーラー
- ザセム カバーパーフェクションチップコンシーラー ピーチベージュ
- ハンスキン ブレミッシュカバー アプリコット
あえてリキッド系を選んでいます。
練り系のコンシーラーパレットなら色も豊富にありますが、私は目の下の皮膚が薄く、かなり乾燥しやすいタイプなので、実は練り系はカピカピに乾いてひび割れます。
保湿できるリキッド系を薄く載せるのが一番崩れないだろうという判断です。
色味の比較
一口にオレンジ系といってもいろいろあると思いますので、色味の比較をのせておきたいと思います。

上段の左:ザセム ピーチベージュ 右:ザセム 1.5
下段:ハンスキン アプリコット
ハンスキンのほうが明るいですね。
もともとそんなに色白でない場合は、ザセムのピーチベージュのほうがなじむかと思います。
ザセム2本で解決
結論から言うと、ザセムのコンシーラーの、ピーチベージュを青クマ部分にのせ、眼窩の際には今使っている1.5をのせるとそれぞれ、青みも黒い影も消えたわけです(笑)。
ちなみに、1.5よりもっと明るい色を使えばさらにハイライト効果があると思います。
ザセムにはブライトナーというピンクハイライトの色もあるので、そちらでもいいかもしれません。
私はフォレンコスのほうを使ったりもしています。
フォレンコスをクッションファンデと一緒に使う時は、先にフォレンコスを(眼窩の際に)使ってよく乾かし、その後クッションファンデを叩きこむと黒クマが自然にカバーされます。
それでもちょっと青クマが残るかなと思ったら、上からザセムのピーチベージュを少し載せます。
保湿力はハンスキンのほうがあり
ザセムは速乾性があるので、乾燥を感じる人もいると思います。
ハンスキンのほうがややオイリーなので、もう少し保湿感があります。
上記の色比較は、つるつるした厚紙に出していますが、数時間後に紙の裏側を見ると、ハンスキンのほうだけ油がしみだしていました。
ザセムのほうは裏に染みるどころか、表面がかちっと固まっていました。
オイリーということは、カバー力はザセムに劣るということになります。
コンシーラー以外の対策
クマのカバー方法は分かっても、そもそもクマ自体が薄くなるほうがやっぱりいいですよね。
青クマは身体の中から治すしかないと思います。
いわゆる巡りが悪い体質の可能性があるので、血行不良やむくみを改善していく。
睡眠不足や眼精疲労に気を付けるなどが考えられます。
茶クマは色素沈着なので、それこそホワイトニング(美白)。
黒クマは骨格的なものはどうしようもないけど、たるみに関しては肌の弾力を失わないようにアンチエイジングケアをするということになりますね。
参考になった動画
今回のクマのカバー方法は、こちらの動画が参考になりました。
クマについては、いろんなカバーの方法があって、いろんなプロの方が教えてくれていますが、個人的にこちらの兵頭さんの説明が一番腑に落ちて、実際そのとおりにしたらきれいにできました。
もちろん茶クマ+黒クマのカバーも説明してくれているので、興味のある方はぜひ一度ご覧になってください。

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