この秋冬は、なぜかパープルやレッド系の服や小物の気分です。
ふだん、流行カラーとかそこまで真剣に気にしないので、基本着たい(似合うと思う)色の服を着ています。
今までネイビーやグリーンが多かったのですが、この秋は何だか暖色系なのです。
先日せっかくきれいなグリーン系のネイルを買ったのに、いざつけてみたら何か気分じゃなくてちょっとがっかりしました。
ネイルは頻繁に目に入るので、やはり「今」好みの色をつけるべきですね。
イエベにはパープル系アイシャドウは難しい?
さて、服の色が変わると、当然顔のほうのポイントメイクも少し調整したくなります。
パープルやワイン、ボルドー系のアイシャドウが使いたいと思いつつも、パープル系はやっぱりクールトーンのものが多いし、ワインやボルドー系は目が腫れて見える…という失敗も過去にやらかしてきました。
いろいろ吟味した結果、レブロンのカラーステイルックスブックパレットのエニグマ(920 ENIGMA)というピンクパープル系のパレットを購入してみました。
もし失敗しても値段的に許せると思ったのもあるのですが、今年の春夏に同シリーズの他のパレットが結構活躍してくれたので「もしや」と思ったら、当たりでした。
カラーステイルックスブックパレット
このシリーズは新作ではなく、2019年から出ています。
全部で6種類あり、8色入りのパレットです。
マット・パール・メタリック・シマーの4つの質感が楽しめるのが良いです。
パールもメタリックも粒子が細かく、かなり上品な光沢です。
シマーが少しだけ大きめのキラキラなんですが、派手になりすぎず、大人も使いやすいと思います。
発色はほぼ見た目どおりです。
粉質は、めちゃくちゃフワフワで柔らかい。
ブラシに含ませすぎ注意、ぶわわっとなります(笑)。
一応カラーステイシリーズなので、すぐとれることはなかろうと思っていましたが、ちゃんと朝9時から夜9時までもちました(下地の段階で、二重のところには、皮脂くずれ防止にイニスフリーのノーセバムパウダーを塗っています)。
そして、パレットの外寸は93×51×9mmという、8色パレットにしては奇跡的なサイズです。
パレット自体も軽いのでポーチに入るし、しかも多色なので絶対旅行にも良いと思う!
その代わりブラシやチップはついていませんが、私は手持ちのブラシを使うので特に不便は感じませんでした。
指塗りをする人は、1色の区画の縦が8mmくらいなので、(指先が太いと?)指に取りにくいと感じるかもしれません。
エニグマの色味と使い方の例
結論から言うと、このエニグマは一見「イエベには向かないかも?」と思うくらい、濃いパープル系なのですが、実は色設計としてはイエベ向きではないかと思います。
このパレットは濃い紫やラスベリー色などのベリーカラーと、ゴールド、ベージュなどから構成されています。
よくよく見ると、ほとんどの色がウォームトーンというか、黄みを含んでいるのですね。
なので、イエベ寄りニュートラルの私の肌色でも、とても肌馴染みのよいメイクができました。
濃い紫をポイントに使いたい日は、
- ベース(上下):下から4番目のくすんだベージュ
- ポイント(上下の目じり):一番上の濃い紫
- 二重の部分や下まぶたの一部:上から2番目のゴールド
紫をがっつり塗るとたぶん怖い人になるので、紫とゴールドを横グラデーションにします。
ラスベリー色をポイントに使いたい日は、
- ベース(上下):一番下のベージュ
- ポイント(上下の目じり):上から4番目のラスベリー色
- 二重の部分や下まぶたの一部:下から3番目のゴールド
このラスベリー色とゴールドの組み合わせは、昔「恋コスメ」として有名だった(?)エクセルの芋ピンクアイシャドウを彷彿とさせますな(あれもイエベに使いやすい濃い目のピンクだったと記憶しています)。
そんな感じで使うと、奥二重でも全然目が腫れぼったくならないし、紫やボルドーのニットとも合ってとても良いのです。
他の色もその日の気分によって適当に使っています。
「イエベだけど、濃いピンクやパープルのアイシャドウが使いたい!」という方はぜひ試してみてください。
実は、同じレブロンの「カラーステイデイトゥナイトアイシャドウクワッド」の575エクスクイジットとも迷いました。
こちらはモーブ~ボルドー系で、同系色の4色パレットです。
でも、濃い紫やゴールドが欲しいなと思い、ルックスブックパレットのエニグマにしたのですが、やはり正解でした。色んなパターンの目もとが作れます。
他のおススメパレット
ちなみに春夏に活躍したのは、ルックブックパレットのシリーズのうち、
- プレイヤー(910 PLAYER)
- ドリーマー(950 DREAMER)
です。
韓国コスメでヌーディパレットはいろいろ入手したけど、まあ春夏は、コーラルやグリーンのメイクがしたくなりますからね。
プレイヤーも鮮やかなターコイズブルーや黄緑といった一見ブルべ向きのようなパレットなのですが、意外と青みに傾いてなくて、とても使いやすいパレットでした。
一方、ドリーマーはコーラル~ベージュのグラデーションなのですが、意外と黄みに傾いていません。特に茶色やベージュが少しクールな感じすらします。全体的にくすんだ色味です。
私は多色パレットって1~2色捨て色があってもいいのではと思っています。
もし全色似合ったらラッキー、くらいで。
このパレットも8色もあるので、必ずしも全色使わなくてもいいと思うのです。
私としては、この小ささでこれだけいろんなメイクが楽しめるのは満足なので、そんなことはあまり気になりませんね(笑)。
このシリーズは、全体的にあまり極端に黄みにも青みにも傾き過ぎていないという印象です。
なので、誰でも使いやすいのではないでしょうか(絶対に全色使うとかでなければ)。
それでもどちらかというとブルべ向きだと思うのは、オリジナル(900 ORIGNAL)とインサイダー(940 INSIDER)です。
オリジナルはヌーディベージュ系ですが、わりとグレイッシュな印象です。
インサイダーは廃番のようですが、ラベンダー紫&ベージュ・ブラウンの組み合わせで、こちらもクールに見えます。
あと、マーベリック(930 MAVERICK)はオレンジブラウン系でイエベ向き。がっつりテラコッタメイクができそうです。
ただ、この3つは実際に使っていないので、店頭などで見た印象です。
暖かみのある目もとを作れるパレット
ちなみにオレンジやレッドの服を着た日など、暖色系の色を使いたいときは、ロムアンドのベターザンアイズのうち、ドライアップルブロッサムを愛用しています。
ベージュ×深いレッドに、ブラウンで締め、ほとんど透明のラメをのせるという温かみのあるアイメイクができます。
レッドが鮮やかすぎないので、肌馴染みが良く、大人っぽく上品にまとまります。
(中国風のメイクみたいにはなりません・笑)
イエベ秋の人におススメしたい4色パレットです。

にほんブログ村