最近韓国コスメを中心にCICA(シカ/ツボクサ)という成分が大流行しています。

鎮静作用があるということで、ニキビなどお肌のトラブルに悩む人に受けているようです。

私はあまり肌荒れを起こさないほうなので、正直そこまで興味を持っていなかったのですが、実は昔から唇だけは荒れに荒れます。

今回、激荒れリップ用に、CICA入りの製品を使ってみたので、その感想を書いてみます。

もし唇の荒れに悩んだときのご参考になれば幸いです。

ここ数年で一番ひどい荒れ模様

天気ではなく、私の唇の話です(笑)。

この冬は特に寒さが厳しかったせいか、唇も特に乾燥が酷くなっていました。

普段からモアリップという薬用リップを使っていますが、イマイチそれも効いてくれず、どうにかしたいと思っていた矢先、胃をやられました。

そうなんです、胃を荒らしたのと同時に、とうとうリップも大爆発しまして…(胃をひどくやられると大抵、唇や口腔内もやられます)。

がさがさで口紅も載らないし、何よりマスクがあたって痛い。
みかんを食べたら沁みる(笑)。

こういう場合は、まず胃を治しつつ、物理的に唇もケアするしかありません。
皮膚科に行ってもいいですが、口唇炎と言われて薬をもらうだけですし。

結果的には胃が治ると同時に唇も急に治り始めました。

「あれ、数時間前までガッサガサでバリバリだった唇はどこへ?」というくらい、突然つるんとしてしまい、あとはひりひりが治るのを待つだけ…みたいな状態です。

なので、やはり原因である胃のほうを何とかするのが先決だったので、今回もそうしました。

健胃の漢方を飲み、胃をいたわる食べ物・飲み物を厳選して口にする。
まあ食欲もなくしましたけど、胃に負担がかかるような辛いものや冷たいもの、消化の悪いものは一切口にしないという数日間でした。

唇ケアいろいろ

とはいえ、胃を治している間、唇に何もしないわけにはいかないですよね。

今回、3つのアイテムを使い分けました。

日中はマヌカハニーを使う

モアリップは薬用ですが、結構さらっとしているので、そのままではいつの間にかなくなっています。
上から何か口紅などを塗るのに適していると思います。

というわけで、すぐに渇きを感じるので、何かカバーできる強力なものはないかと考え、昔ながらの「はちみつリップ」をすることに。

普通のはちみつでもいいですが、今回はマヌカハニーを使いました。
これが結構強力に効きます。

ふつうのはちみつより、マヌカハニーのほうが薬効も高いし、わりと硬めなのでバーム感覚で唇に塗りやすいです。

特にラップパックみたいなことはせずに、ただ塗っておくだけです(モアリップは塗らず、マヌカハニーだけ塗ります)。
それでも、リップマスクみたいにしっかり唇を覆ってくれます。

ただし、途中で何かを食べたり飲んだりしたら、また塗りなおすこと。
でも食べものと一緒に飲み込んでも100%安全ですから、いちいち拭きとる必要もありません。

デメリットは、美味しいのでつい舐めることです(子どもか笑)。

あと、こちらもマスクをするときには向いていませんので、外出時は良くないですね。
家にいるときで、かつ日中限定となります(夜、歯磨きしたあともつい舐めるから笑)。

ちなみにはちみつは結構、傷にしみます。
なので、唇も本当に荒れているときは、はちみつリップはわりとジンジンきます。
「う~ん効いてる~♪」と思うようにしています(笑)。

睡眠中はリップマスクを使う

リップマスクといっても、物理的なマスクではなくて、リップパックみたいなコスメです。

モアリップもそうなんですが、リップクリームが効かない理由のひとつは、数時間でクリームがどこかにいってしまうこと。
浸透しているのかもしれませんが、唇の表面を覆う膜がなくなって、また乾燥してしまいます。

特に(今の季節、部屋が乾燥しているため)寝る前にしっかり塗っても、朝はもう乾いている…という事態によくなっていたので、リップマスクを取り入れることにしました。

リップマスクは、韓国コスメのラネージュのものが大人気ですが、私は、VTコスメティクスの「シカナイトリップマスク」を買いました。

なぜかというと、こちらはCICA入りなんですね。

どう見ても鎮静が必要だなと思っていたので、CICA入りのリップケア製品を探したところ、夜間に使うのにいいなと思ったので、これにしました。

テクスチュアとしては、結構硬めのワセリンのような感じです。
でも、唇に載せると、体温でゆるく溶けます。
スパチュラはついてなかったので、私は綿棒ですくって、つけています。

これを使うと、夜塗って朝起きても唇はしっかりとこのマスクに覆われているので、確かに乾燥していませんでした。
私はモアリップを薄く塗ってから、このリップマスクで上から蓋をする感じで使いました。

CICAとヒアルロン酸入りで、角質も柔らかくなるので、朝の洗顔時にマッサージして落とす…というピーリング仕様になっています。
口唇炎レベルで荒れている時はちょっと刺激が強すぎると思いますので、治ってきてから使うほうが良いです。

私も毎日は使っていません。

デメリットがあるとすれば、わりと強めの、甘い香りがついていますので、気になる人は気になるかもしれません。

また、睡眠中に本当のマスク(喉や鼻のケアのために)をする人にとっては、マスクにべったりついてしまうと思います。

外出時はリップクリームを使う

マスク必須の外出時は、あまりベタベタにならないよう、CICA入りのリップクリームを使いました。

ラロッシュポゼの「シカプラストリップクリーム」。

公式ではもう扱っていないのですが、楽天で購入したサイトから引用させてもらうと、

唇の保護膜を形成して、痛んだ唇を改善してくれる唇損傷改善及び保護リップバーム

ミモリコスメ

唇の表面(というか本当は粘膜だけど)が確かに損傷しているので、これよさそう…と思いました。

これは容器から想像するよりもかなり硬めのジェルで、VTのリップマスク並みにがっつり唇の表面を覆ってくれます。
スティック型のリップクリームのちょっと緩めなものくらいのテクスチュアです。

ピーリング効果はないので、ただ保護して改善してくれるバームです。

なので荒れた唇にはかなりお勧め。
刺激も特にありませんでした。

しかも、大きくはがれていた薄皮がきれいになりました。

案外少ないCICAのリップ製品

というわけで、唇がすごく荒れて緊急事態というときは、いろんな製品がありますが、とりあえず「はちみつリップ」をぜひお試しください(小さいお子さんやアレルギーにはご注意)。

CICA入りのリップクリームがなければワセリンなどでもいいかもしれませんね。

その後、荒れが落ち着いてきたら夜はリップマスクなどを日常ケアとして試すと良いと思います。

ところで、今回いろいろ探してみて、CICA系のリップケア製品は思ったよりも少ないんですよ。
お肌用のものは豊作なんですけどね。

唇が荒れやすい人は、多分年中荒れている(笑)と思うので、ぜひケアに取り入れてみてください。

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