前回の続き、ベースメイク新調実験です。
夏に向けて、なるべくアイテムを重ねないでベースメイクをしたいというコンセプトで実験をしました。
実験の概要
メイク崩れを防ぐために、なるべくいろんなアイテムを使わずにメイクをする。
そのために、
- 高SPFのファンデーションのみを使う
- 色付きの日焼け止めクリームのみを使う
- 高SPFのトーンアップクリームのみを使う
という方向性で、以下の3つのアイテムを試しました。
- NAMING(ネーミング) レイヤードフィットクッションファンデ
- MISSHA(ミシャ) セーフブロックRX カバートーンアップサン
- innisfree(イニスフリー) トーンアップノーセバムサンスクリーンEX
クリアすべき要件は、
- 混合肌に耐える(Tゾーンが崩れないのに、フェイスラインは乾燥しない=崩れのもとになる保湿クリームをあまり塗りたくない)
- 毛穴がうまく隠れる(毛穴プライマーを使いたくない)
- 高SPFでUVカットできる(日焼け止めを重ねたくない)
- 薄く色がつくorトーンアップできる(下地とファンデを重ねたくない)
- 薄づきでセミマット肌になる(ツヤツヤすぎる、マットすぎるのはイヤ)
1日目の、ネーミングのクッションファンデについては前回の記事のとおりです。
この記事では、2日目・3日目の実験について書いています。
- スキンケアでは保湿クリームや毛穴プライマーは使わない
- アイテムの使用後に、Tゾーンにはイニスフリーのノーセバムパウダーをはたく
というルールで実験しています。
ちなみに、このブログではいろいろコスメ記事を書いていますが、私は美容の専門家でもおたくでもありません。
美容は、なるべくお手頃な価格で、なるべく手早く済ませ、だいたいイイ感じに仕上がればよいと思っている、ただのものぐさです。
肌質は、Tゾーンは皮脂が多く、フェイスラインはかなり乾燥する混合肌です。
敏感肌ではありませんが、インナードライの疑いがあります。ご参考までに!
2日目:ミシャ セーフブロックRX カバートーンアップサン
ミシャはベースメイクに定評がありますね。
この日焼け止めシリーズには4つの商品があります。
- オールパワフルサン(赤外線も遮断)
- ジンクトーンアップサン(ツヤ肌、ピンク系トーンアップ)
- カバートーンアップサン(ベージュ系トーンアップ、ファンデーションフリー)
- ヒアルロンスージングサン(うるおいと日焼け肌の鎮静)
このうち、ベージュ系のトーンアップでファンデーションフリーをうたった「カバートーンアップサン」を使いました。
混合肌に耐えられるか?
Tゾーンは皮脂で緩んできましたが、汚く崩れることもなし。
ティッシュやあぶらとり紙で押さえればOK。
保湿感もあり、頬は特に乾燥しません。
ただ目の下だけは少しだけ乾燥しました。
毛穴は隠れるか?
隠れます。
毛穴をうまくぼかしてくれる上、角栓も目立ちません。
高SPFか?
SPF50+PA++++です。
強力紫外線カットのほか、PM2.5吸着防止効果もあるそうです。
色について
薄いベージュ(アイボリー)で、普通に使っても白浮しません(分量が多すぎると白塗りになりますが)。
ファンデーションフリーをうたっているとおり、これにお粉をはたけば、十分ファンデーションの代わりを果たすと思います。
仕上がり
セミマットです。
日焼け止めなので、ファンデほどのカバー力はありません。
でも、上からファンデを塗るほどでもなく、お粉で十分かなという感じ。
外出後、マスクには少しつきましたが、気にならない程度。
欠点
悪いところは特になくて、目の下がちょっと乾燥するくらいです(コンシーラーを塗るため、これはどのアイテムでもそうなる)。
この乾燥もそう酷いものではありませんでした。
総評
とっても使いやすい色付き日焼け止めです。
同じUVカット&色付き&高保湿のラロッシュポゼのティントと比べると、パール感ぽいギラギラという感じでもないので、毛穴が悪目立ちしません。
混合肌の私としては、Tゾーン以外お粉なしでも十分だと思いました。
ラロッシュポゼが合わない人は、候補に入れてもいいかもしれません。
また、同じような色付の日焼け止めとしては、以前アリィを使って、かなり乾燥したのですが、こちらはその心配はほとんどありませんでした。
今日はほぼ1日家にいる、せいぜいスーパーに行くくらい、という日にちょうどいい使用感です。
Qoo10の韓国本社公式ストアから買いました。
3日目:イニスフリー トーンアップノーセバムサンスクリーンEX
ノーセバムパウダーがとても優秀な、あのイニスフリーのトーンアップ日焼け止めです。
混合肌に耐えられるか?
Tゾーンは、さすがイニスフリー!あぶらとり紙も使わず、1日持ちました。
ただ、頬や目の下は乾燥しましたね~。
混合肌の場合は、スキンケアの段階で、フェイスラインのみ保湿クリームなどをプラスしたほうがいいです。
この商品のウリは、やはりテカリ・油分対策です。
なので、乾燥肌の人には向きませんね。明らかに湿性肌向きです。
混合肌の場合、フェイスラインの保湿を強くするか、Tゾーンだけこの日焼け止めを使うか、みたいな使い方になりそうです。
毛穴が隠れるか?
隠れます。うまくぼかしてくれます。
時間がたつと、少し毛穴落ちして、角度によっては角栓が目立つことも。
高SPFか?
SPF50+PA++++です。
色について
白っぽいピンクというか、ピンクっぽい白のトーンアップです。
肌においた瞬間「白っ!」と思いますが、きちんと伸ばせば白浮はしません。
量を塗りすぎると多分白くなるでしょうね(笑)。
イエベ・ブルべも特に選ばないと思います。
仕上がり
クリームの割にはパウダリーな仕上がりで、セミマットな感じです。
混合肌だと、Tゾーン以外はお粉不要という感じです。
ちなみに本当にトーンアップするだけで、カバー力はほぼゼロです。
気になるところに重ねたところで、何もカバーできません。
家にいる日はいいと思いますが、しっかりメイクをする場面でこれだけ使うとノーメイクに見えます。
あくまでこの商品は、ちょっとだけトーンアップしてくれる日焼け止めという感じ。透明の日焼け止めよりは、肌の粗を隠してくれるという程度です。
ファンデの代わりにはならないので、むしろ普段からノーファンデとかノーメイクの人には顔色が明るくなって、とても良いと思います。
そういう意味では、先ほどのミシャのほうがやはりファンデフリーをうたうだけ、もう少しちゃんとした仕上がりになります。
欠点
悪いところは、
- 混合肌にはフェイスラインが乾燥すること
- 塗り方を間違うと白っぽくなること
- カバー力がないこと
良いところの裏返しといえば、そうなんですが。
総評
ただ、このクリームは、今後もっと暑くなってきたときに、力を発揮するのでは?と思います。
用途としては、ほぼ1日家で過ごす日のほか、ガーデニング、アウトドア、スポーツの場面でしょう。
なおこの日は20分ほどウォーキングをしましたが、マスクにもつきませんでした(そもそもマスクにつくほどの色が載っていないので・笑)。
イニスフリーのこの日焼け止めクリームは、今年リニューアルしています。
今回はリニューアル版を購入しました。
このクリームを購入する前は、トーンアップできる日焼け止めというより、日焼け止め効果のあるトーンアップクリームという感じかなと思っていました。
なので、そのつもりで購入しました。
3月頃、別のメーカーのトーンアップクリーム(白色)を使っていて、とても使用感が軽かったので、これに日焼け止め効果があるといいのになと思ったことから、今回、UVカットトーンクリームを探しました。
でも、正直、色付きの日焼け止めで十分でしたね。
ちなみに私の肌では、ミシャでもイニスフリーでも、普段使い用としては、十分きれいに見えます。
なので、どちらも優秀だと感じました。
特徴によって使い分けします
というわけで、今回は3つのアイテムを比較実験してみました。
ちなみに、SPFに関しては、ネーミングのファンデがPA+++、ミシャとイニスフリーは日焼け止めなので、PA++++となっています。
それぞれ成分などにも特徴があるので、気になるものがあれば公式サイトなどで確認していただきたいのですが、今回は、私が気になるポイントのみで比較しました。
まとめますと、
・ネーミングのクッションファンデ
仕上がり、使用感ともに、ここ数年の個人的神ファンデ(笑)。おでかけにはコレです。
・ミシャの色付き日焼け止め
保湿できる日焼け止めで、混合肌には頼もしい。普段使いに良い。
・イニスフリーのトーンアップ日焼け止め
部分的に保湿をしっかりして、ガーデニングやスポーツの時に。
という感じで、使っていこうと思います。
もちろん、パウダーファンデも使いますよ。
また秋が来て季節的に乾燥してくるとどうなるかはわかりませんが…
ミシャ、イニスフリーともに、楽天もQoo10もサイトがあります。
お値段は、1500~2000円前後で買えると思います。
日焼け止めは半年~1年で使い切りたいので、やはり、それくらいのお手頃さがいいですね。
いずれにしても、ファンデが必要な人、肌色を整える日焼け止めで十分な人、必要に合わせて選べばいいのではないでしょうか。

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